「風雲急を告げる日中関係」


5月19日より 北京…いわずとしれた、中華人民共和国の首都であり政治、文化、観光の中心地であるとともに人類発祥地のひとつでもある。北京市房山周辺で原始人類が生活していたことが確認されている、いわゆる北京原人である。

 さて今回の訪中は私用、公用、業務用と多目的な出張でした。期間は4〜5日、今回も観光の時間は取れないと思いつつ北京空港のタラップをおりる。
 北京空港には、中国側の出迎えの車、紅旗が用意されておりました。この新型紅旗は日本のセドリック、クラウンをチョット大きくした公用車、一昔前までは政府公用車、紅旗はリムジン車が多くあまり市場性はありませんでした。
同行の義弟が車種を訪ねるので これが紅旗だよと言うと気に入った様子、中国側の人が同席しているのできっと明日からは毎日紅旗になるのかなと思いました。
中国という国はそんな事には良く気を使う。
 ホテル着、午後9時30分今回JAL関係の仕事も有、ホテルは日航ホテル、支配人の配慮で最上階ロイヤルスウィート。2ベットルーム、会議室、応接室、食堂付の室、日本では1泊50〜60万円とか、ただただ感謝。
夜10時より、日程打合わせ、明日からは朝食会に始まり、会議、会議でも食事はウマイ、今回も北京ダックを希望!!

 中国の対日工作か、先々週までのデモがうその様に静か、日本人観光客もちらほら、日本の中高年の方々は強い、特に女性の方々には敬意を表したい。
中国友好合作服務中心(中国外交部の外かく団体)との会議の席上、佐川急便本社が中国のサーズ事件の時、多額の寄付金を出してくれたとの事で感謝の言葉が耳に残る。
佐川急便が来年度自社で航空会社を作る話を聞いていたが頑張っているなと実感いたしました。
 昼食後、中国外交部王家瑞対外連絡部長との会談、対日事務方のトップ。自民党武部幹事長、公明党冬柴幹事長の訪中を明日にひかえて、今日中に事務方として話をきめておかねばと一同頭をかかえる事ばかり、こんな時大使は公務帰国中に付不在。皆やるだけやろうと言いつつ、今夜は北京ダックだぞと楽しい食事の事を考える。
 
北京に20年も通いつづけると、食事も大陸的になるのかなと、自分でも思う時があります。今回はここまでといたします。                                                          


吉 田 公 哉 

※写真はイメージです。
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